2006年08月09日

石井式オーディオルーム

TAOさん、silverさんとともに石井式オーディオルームを回ってきました。完成済みのところを1軒、リフォーム中を1軒。巷ではとても評価の高い石井式オーディオルーム、わくわくしながら待ち合わせの駅へ向かいました。

ということで1軒目に到着。地下に天井4m強のオーディオヴィジュアル専用の空間にとにかくびっくり。床はチークの無垢フローリング、壁と天井は合板の表面にチークを貼った物をタイル状にはってあり、とても落ち着いた配色でした。広さは大体20畳とのことで、B&WのN801がとても小さく見えてしまうほどでした。

で、肝心の音はといえば、0.3mmのボールペンで隅から隅まできちーっと描いたような、そんな感じでした。音像がふくらむこともなく、空間も制限されたようなところもなくて自然に広がっている感じでした。個人的にはもう少しいい意味でのゆるさが欲しいところですが、そこは個々人の好みによるところなので。ケーブルや機器がそういう方向の物だったので、また別のシステムだと違う方向性に聞こえるのかもしれません。

さて、オーディオルームにはもう一つ求めたいものがあります。そう、居心地。自分にとって、石井式はここが少々ガンなのかもしれません。広い吸音層が有るからかもしれませんが、耳がなんだか痛くなるような感じ+空間的な圧迫感を受けてしまいました。これは伺った2軒ともそうだったので、吸音率にあまり関係なく石井式全般がそうなのかもしれません。田舎で空間に制約がほとんど無いところで育ったものですから、そういうところに敏感なだけでしょうか(笑)。吸音層をもっと細くする等でもう少し全体的に均一な壁面を作れば解決するかもしれませんし、それでないのかもしれません。いずれにしても、あのイヤーな圧迫感を解決できない限りは選択肢から外れてしまいそうです。

ということで、今回もいい体験でした。やっぱりいろいろと回ってみて自分の耳で聞いて身体で感じることは重要ですね。音だけでなく、他の五感も満足させられるようなオーディオルームってどんなものだろう?と探索する旅はまだまだ続きそうです。

posted by Akimitsu at 02:46| Comment(6) | TrackBack(0) | 試聴記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「0.3mmのボールペンで隅から隅まできちーっと描いたような」という表現はピッタリですね。私も定規で引いたような隙の無い正確な音という印象でした。もう少し柔らかさが欲しい感じです。これは好みの問題で、良い悪いではありません。
「五感を満足させるリスニングルーム」というのは、とても難しいテーマですね。
Posted by tao at 2006年08月09日 07:22
残響音特性は、どの音圧なのかでどれ位って決まってくるという話ですので、吸音率の可変ができると良いですね。
勿論リスニングルームは音楽を聴く場所第一優先なので、リビングと違って無音時の居心地ではないと思っています。
開口部の裏側を少し塞いで、吸音率を減らすようにするとか色々手はあるとは思います。
石井式であってもどの場所でも全て同じという訳でも無い気がしますし、個々各人において耳の特性も難しいですね。
柔らかさ=低音感を感じる(低域が伸びるじゃない)事が心地よかったりすると思うのですが、キチンとしたウーファーはキッチリ鳴らせば鳴らすほど、締まって聞こえるそうで、低音感を感じ難くなり遊びが無く聞こえる若しくは感じるのではないか?と思いますがどう思いますか?
寧ろそういう部分があった方が部屋全体で音楽を聴くという風に繋がるんじゃないか?なんて妄想しています。
基本的に私の場合には曖昧なアタックが嫌いなので両方欲しいと思っていますが、どっちかって言うと遊びよりも引き締め優先になってしまい兼ね合いが凄く難しいく、今のところ大きな課題であったりします。
Posted by mui at 2006年08月09日 08:16
>>taoさん
音楽を聴くための部屋ですが、やはり他の感覚も満足させたいですね〜。シナ合板も良かったですが、バーチ合板もそう値段が変わらず、表面も綺麗なのでいいかもしれません。

>>muiさん
音圧も音楽のなかで刻々と変わるので、できれば音圧にかかわらず残響音特性がフラットな物ができればいいのですけれどね。
自分は部屋に引きこもりたい方なので(笑)できれば無音に近い状況でも気持ちいい部屋にできれば、と思います。
さて、低音を感じる感じないという事についてですが、これが低域だけの問題でないところに難しさがあると思います。花火を例にとって考えてみたのですが、至近距離で感じる音と少し離れたところで感じる音が全く異なることに驚きました。至近距離ではバシーンという音で中高域を主体に感じ、離れたところではドーンという低域を主体に感じました。低域のスペクトル分布は距離であまり変わらないと思うので、むしろ中高域のスペクトル分布で全く感じ方が変わるのだろうな、と思います。
言い換えれば、低域がきちんと制動できていない場合、スペクトル分布が変わることで元の音とは違う低音を感じるのだろうな、と思います。これは特にアタックなどのインパルス状の音で顕著に感じられると思います。
一方で、パイプオルガンなどの持続的な低音の場合はこれまでの議論の流れから行くと低音を感じるわけです。ただし、これもボワボワとした低音ではなく、暴力的に空気に殴られるような音だと感じ、これが締まった低音であると感じられるのだと思います。
…勝手な考えなので正解かどうかはわかりませんが、ちょっと考えてみました。
Posted by Akimitsu at 2006年08月09日 19:39
>音圧も音楽のなかで刻々と変わるので、できれば音圧にかかわらず残響音特性がフラットな物ができればいいのですけれどね。

そうありたいけどまず今は無理だね(涙

上手く説明できないけど花火の例は高域から低域までの波長と吸音されやすさに関係あるんじゃないの?
ヲレが言う低音感は聴感上の事であって正確な低音じゃないです。説明不足でごめん。(涙
ゆるさに関しては人間の耳が一番敏感な帯域のVo帯域での判断から低音感をだしました。
どういうポジションで音楽を聴いてるのか分からないから部分を出して書いてみたというのが本音です。

Posted by mui at 2006年08月10日 00:24
花火の例では、低音を感じる感じないというのはその瞬間のスペクトルの分布によることを言いたかったのですが、どうも言葉が足らなかったようですm(_ _)m。

どちらかというと何かしながら聴く方が多いのですが、まじめに聞きたいときもありますね。ただ、何かしながら聴いているときも音がおかしいと気になってしまうので…(苦笑)難しいところです。ポジション、ってこういうことでしょうか?
Posted by Akimitsu at 2006年08月10日 13:10
ごめんね。自分の持論を押し付ける訳でも何でもなく…(汗
石井式で工事して、開口部を自分で狭めるようにして、やっぱり違ったら元に戻す方向で行ったほうが良いのかも知れないね?
Posted by mui at 2006年08月11日 23:28
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